English (United Kingdom)

https://curated-unify.zendy.io/wp-json/zendy-region/v1/featured_content/oa?rat=en

https://curated-unify.zendy.io/wp-json/zendy-region/v1/highlighted_journal/

Global: Zendy Plus annual

Presents the access of premium content as premium feature

Premium Content

Presents the keyphrase highlighting as premium feature

Keyphrase Highlighting

Presents the summarisation as premium feature

Summarisation

Insights

Presents the pdf analysis as premium feature

PDF Analysis

Presents the zaia usage as premium feature

ZAIA

Global: Zendy Tools annual

Global: Zendy Free Plan

Global: Zendy Tools monthly

Global: Zendy Plus monthly

はじめに 東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所事 故によって,自然エネルギーを利用した発電システムの 重要性が改めて注目されており,とりわけ太陽光発電シ ステムに対する期待は大きい。特に住宅用の太陽光発電 システムの普及は,一般消費者のエコ意識の高まりや電 力不足に対する自己防衛対策とも相まって,今まで以上 に加速することが予想される。 住宅に設置される一般的な太陽光発電システムは,屋 根葺き材の上に金属製のフレームを設置し,その上に太 陽光発電パネル(以下,パネルと称す)が取り付けられ ることから,屋根葺き材上面とパネル下面の間には隙間 がある。そのため,パネルには上面だけでなく下面にも 外部風による圧力が作用するので,平成 12 年建設省告示 第1458号や建築物荷重指針 に示されている裏側が室内 となることを想定した屋根葺き材の設計用風力係数の引 用では,パネルの風荷重を適切に設定できないと推測さ れる。 太陽光発電パネルの設計用風荷重については,JIS C8955に従って設定されることもあるが,この JIS C8995 では平均風力係数に構造骨組設計用のガスト影響係数を 乗じて風荷重を設定するため,ひとつのモジュールの受 圧面積が比較的小さく,かつ屋根面上に形成される渦の 影響を強く受ける太陽光発電パネルの風荷重を算出する うえでは,適切でないと考えられる。また,近年になっ て建築物上に設置される太陽光発電パネルのピーク風力 係数に関する研究成果 も徐々に増えてきているが,勾 配屋根に設置されるパネルを対象とした研究例は非常に 少ない。 Wind Engineers, JAWE Vol.36, No.4(No.129), October 2011 日本風工学会誌 第 36 巻第 4 号(通号第 129 号)平成 23 年 10 月

Peak Wind Force Coefficients for Solar Panels on a Low-rise Building