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被験者 被験者は、手指に問題を抱えていない健常な成 人男性 名(晴眼者)を対象とした。実験を行う 際には被験者にアイマスクを着用させ、中途視覚 障害者の再現を行った。また実験は、利き手の人 差し指、中指、薬指の腹を用いて触察させ、それ ぞれの指先の爪に動画解析用のシールを貼付した。 被験者のうち 名が右利き、 名が左利きであった。 呈示刺激 呈示刺激は、 製の プリンタ を 使用して、図 に示す 種類のピクトグラムを作 製した。サイズは縦横 × mm、浮き出し高 さは mmとした。 実験手順 最初にピクトグラムを知っているかを尋ね、知 らない場合には口頭で説明を行った。次に呈示刺 激の凸凹の具合に慣れてもらうために、単純図形 (円、三角形)を何回か触察してもらった。 触知実験は、まず呈示刺激を被験者の前にラン ダムに呈示し、指定した指先を用いて覚えたと思 うまで触覚的に学習させた。呈示する際にはピク トグラムの名称と説明を加えた。ピクトグラムを 学習できた場合、触察終了の合図をさせた後、わ かりやすさを (わかりにくい)から (わかりや すい)の 段階で回答させた。刺激に触れてから 終了の合図までの時間を学習時間として計測した。 この時、制限時間を 秒とし、それを超えた場 合、触察を終了させた。 学習を終えた後、 分間の休憩を挟み、再生テ ストを行った。呈示刺激を被験者の前にランダム に呈示し、指定した指先で自由に触察させた。ピ クトグラムを識別出来た場合、識別した刺激と確 信度を (確信がない)から (確信がある)の 段階、わかりやすさを から の 段階で回答させ、 刺激に触れてから回答するまでの時間を識別時間 として計測した。この時、制限時間を 秒とし、 それを超えた場合、触察を終了させた。再生テス トは 回繰り返し行い、回答における正誤は伝え なかった。触知探索の様子はデジタルカメラの モードで撮影した。

2C4-2 Relationship between the tactile tracks of the fingertip and the ease of identification of the tactile pictogram