English (United Kingdom)

https://curated-unify.zendy.io/wp-json/zendy-region/v1/featured_content/oa?rat=en

https://curated-unify.zendy.io/wp-json/zendy-region/v1/highlighted_journal/

Global: Zendy Plus annual

Presents the access of premium content as premium feature

Premium Content

Presents the keyphrase highlighting as premium feature

Keyphrase Highlighting

Presents the summarisation as premium feature

Summarisation

Insights

Presents the pdf analysis as premium feature

PDF Analysis

Presents the zaia usage as premium feature

ZAIA

Global: Zendy Tools annual

Global: Zendy Free Plan

Global: Zendy Tools monthly

Global: Zendy Plus monthly

1.はじめに 1.1 背景と対象建物 奈良県橿原市今井町に所在する称念寺は、特に近世大和において 発展した寺内町の中核をなしてきた浄土真宗本願寺派の寺院である。 重要文化財である本堂は、江戸時代初期の建物で、桁行約 20m、梁 間約 21.3m、棟高約 15.8m、入母屋造、本瓦葺で、正面に向拝を設 ける(Fig.1および Photo1)。また、外廻りは背面を大壁としていた ものの、正側面を開放とし、内部も内法上に小壁がある以外、下方 には壁がほとんどなく耐震要素が少ないのが特徴である。この本堂 は、軸部の大きな傾斜、小屋梁折損、屋根面の変形、軒の垂下等に より、破損が大きく進んでいる状況であったことから、奈良県教育 委員会が称念寺からの委託を受け、平成 22年度より保存修理事業を 開始し、平成 23 年度に構造診断を実施した。具体的には地質調査、 常時微動測定および建物の構造基本調査に基づいた耐震耐風診断を 行ったが、水平耐力不足と正面に向拝があるための偏心を指摘され た。その補強案として、屋根の軽量化、床下での軸部補強による水 平耐力の増強、向拝の屋根面剛床化を課題として診断結果としてい る。床下での補強は、重要文化財を将来に引き継ぐために出来る限 り意匠を変更しないという基本理念に基づいており、壁などの耐震 要素が少ない本建物では見え隠れの床下で軸部を補強しようという ものであるが、具体的な構法については課題として残っていた。そ れを受けて平成 26年度に耐震補強設計業務を実施した。 1.2 耐震補強方法の提案 近年は社寺建築物などの伝統的木造建築物においても耐震補強工 事を行うケースが増えており、既存建物に対する調査や補強設計の 事例が増えている。しかし、このような社寺建築物では壁などの耐 震要素が少ないことが多く、また重要文化財などに指定されている 建物では意匠上の制約から筋かいや壁の追加といった内外観を変更 するような補強構法の採用が困難であり、床下や天井裏などでの補

nihon kenchiku gakkai kozokei ronbunshu/nihon kenchiku gakkai kōzō-kei ronbunshū

EXPERIMENTAL VERIFICATION AND SEISMIC STRENGTHENING DESIGN OF BI-DIRECTIONALLY EFFECTIVE WOODEN BEAMS (&lt;i&gt;NAGESHI&lt;/i&gt;) WITH HIGH STRENGTH SEMIRIGID CONNECTIONS