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ブ リS薦o毎 卿 吻 鋸 mg4勿 毎 の腸 球 菌 症 は,ブ リ養 殖 場で年間 を通 じて 多発 し,わ が隅 水産養 殖業 にお ける重 要な疾 病 の1つ とな って い る。エ)このた め,本 症 に対 す るワ クチン に よる予 防法 が検 討 され る ようにな った。 こ れ まで に,飯 田 ら2)は ブ リをS'ア昭060`C鋸sp.(現 在 の 石漉 π切螂Sε 痴 露伽)の 死 函 ワ クチ ン を用 いて注 射, 浸漬お よび経 口法 で免疫 す る と,い ず れの投与 法 によっ て も有効 で あ る と して い る。い っぽ う,楠 田 ら3)はブ リ を本 痙 原 因 菌 五52吻1薦 廊 の ホ ル マ リソ 不 活 化 菌 体 (FKC)を 注射 して免 疫す る と,本 症 に対 す る感 染防 御 性 が認 め られ,血 清中 の抗 体価や補 体緬,お よびマ クロ ファージ な どの貧食 細胞 の生 物活性 の充 進,と りわけ血 清 のオ ブ ソニ ソ効 果 が 顕著 に高 くな る と して い る。 ま た,楠 田 ・田中4)は1血清の オ プ ソニソ効 果 には,抗 体 の 役 割が重 要 で あ る と して いる。 しか し,FKCが 本症 に 対 するワ クチ ン と して実 用化 され るた めには,ブ リに対 す るFKCの 感染 防 御 性 とFKCに 対 す るブ リの免 疫応 答 との 関 係を詳細 に調 べ る必要 が あ る。 そ こで,本 研究 ではFKCの 接 種量 を変 え て注 射免 疫 した ブ リに対す る 感染防 御性 と免疫 魚 の血 清の オプ ソニ ソ効果 との相関性 につい て検 討 した。 高知 県土 佐市字 佐 町の養 殖業 者 か ら購 入 した平 均体重 839の ブ リを,0.8tの 流 水 式FRP水 槽5個 に ・ そ れ ぞ れ20~25尾 ず つ 収 容 し,瓦5θ 吻1癖 ぬS-2433株 の FK:Cを ブ リの 腹 腔 内 に湿 菌重 量 で 魚 体重100g当 た り 10,1,0.1お よび0.01mgと な る よ うに接種 して免 疫 し た 。 そ して,イ カナ ゴ 滋魏吻oめ惚5ρθ欝o%認 κεの ミソチ に ビタ ミ ソ剤含 有 のハ マ チ エー ド(武 田薬 品)を0.5% 混 合 した餌料 を 圭日1測,魚 体重の12%と な る ように 投与 して飼 育 した。対照 区の ブ リには,滅 菌 した リン酸 緩 衝 食塩 水(PBS)を 接種 し,同 様 に して 飼 育 した。 な お,実 験 は3回 繰 り返 して 行 った。 い ずれ の実 験 の 場 合 も,免 疫3週 間 後 にEsθ 疹oJ漉伽 を馬 い た生 菌攻 撃試 験 に よる感 染防御性 と,免 疫 魚血 清のオ プソニ ン効 果 を調 べ た 。攻 撃試 験 に は実 験1お よび 実験2で は 各 区15尾,爽 験3で は各 区10尾 を用い た。攻撃 試験 は, 実 験1で は6.4×108CFU/mJ,実 験2で は2.8×107 CFU/mJ,実 験3で は1.7×107 CFU/撚1と な る よ うに 滅 函PBSで 調製 した菌液 を,ブ リの腹腔 内 に1尾 当 た り0,1mZ接 種 して行 った。菌 接種 後は10日 間無給 餌 で 飼育 して生 残率 を調べ た。血清 のオ プソニン効 果の調査 には,い ず れの 実験 の場 合 に も各 区5尾 を用 いた 。免 疫血 清の オプ ソニソ効果 は,各 区 ご とに採 取 した血 清 で 感 作 したFKCを,正 常 ブ リか ら採取 した腹 腔 内浸 出 マ クロフ ァージ に食食 させた のち,200細 胞 のマ クロ フ ァ ー ジを光学 顕微鏡 を用 いて観察 し,貧 食 率 を算 出 して調 べ た。 さ らに,3回 の 実験 におけ る各区 の攻撃試 験 に対 す る生残 率 と,各 区の 免疫壷 清 で感作 したFKCに 対 す るマク ロフ ァー ジの貧食 率 との相関性 を検討 した。有意 差 の検 定 は感 染 防御 性 につ い ては カイ2乗 検 定,血 濤 の オプ ソニ ン効果 につ いてはStudent跳estに よって調 べ た。 FKC免 疫後のブリの本症 に対する感染防御性および 免疫血清のオプソニソ効果をTable 1に示 した。対照区 と比べて有意に高い生残率を示 した場合を,感 染防御性 が認 められるもの と判断すると,実 験1お よび2で は 0.01mg以 上を,実 験3で は0.1mg以 上を接種 した免 疫区で感染防御性が認められた。また免疫血清のオプソ ニン効果は,実 験1で は0.01mg以 上を,実 験2お よ び3で は0.1mg以 上を接種 した免疫区で,対 照区 との 間に危険率5%未 満で有意差が認められた。感染防御 性 と免疫血清のオプソニソ効果との相関性をTable 2に 示 した。実験1お よび3で は実験感染後の生残率 と, 各区の免疫血清で感作 したFKCに 薄するマクロフ ァー ジの食:食:率との間に,高 い正の相関が認め られた。 以上の結果から,FKCで 免疫 したブリの感染防御性 の上昇には,免 疫血清のオプソニソ効果が重要な役割を 果たしているものと考えられる。 しかし,免 疫魚の感染 防御には,単 球,マ クロファージ,リ ソパ球および好中

Protection and Opsonic Activity in the Serum of Yellowtail Seriola quinqueradiata Immunized with Enterococcus seriolicida Formalin-killed Cells.