English (United Kingdom)

https://curated-unify.zendy.io/wp-json/zendy-region/v1/featured_content/oa?rat=en

https://curated-unify.zendy.io/wp-json/zendy-region/v1/highlighted_journal/

Global: Zendy Plus annual

Presents the access of premium content as premium feature

Premium Content

Presents the keyphrase highlighting as premium feature

Keyphrase Highlighting

Presents the summarisation as premium feature

Summarisation

Insights

Presents the pdf analysis as premium feature

PDF Analysis

Presents the zaia usage as premium feature

ZAIA

Global: Zendy Tools annual

Global: Zendy Free Plan

Global: Zendy Tools monthly

Global: Zendy Plus monthly

近 年 の電 力系 統 の複 雑化 な どに よ り、系 統解 析 労力 が多 大化 して きて い る。 そ れ に伴 い、 オ ン ライ ンで電 力系 統 の 安定 度 を把握 した 上 で必要 に応 じて 系統全 体 を事 故 が起 こ る前 に予 め安 定:方向 に移 行 させ て お く予 防制御 の 重要性 が 増 して き てい る国。 過 渡安 定 度 を対 象 と した予 防 制御 を行 うた め に は、何 らかの 定 量的指 標 に よっ てそ の時 の運 用状 態 にお け る過 渡安 定度 を 高速 かっ 正確 に評価 しな けれ ば な らな いが 、先 に述べ た よ うに系 統解 析 労力 が 多大化 して き てい るた め、 これ を実現 す るのは か な り難 し く、 現在 の と こ ろ実用 化 に至 っ てい る例 が ほ とん どな い。 しか し、最近 は等 面積 法[2]やエネ ル ギー 関数 法[3]などオ ン ライ ン での 過 渡安 定度 評価 を 目的 と した手法 が次 々 と考 案 され て きて い る。 また 、近 年 、一機 系統 で しか使 えな かっ た等 面積 法 の 考 え方 を多機 系 統 に拡張 した手 法 が考案 され た。 この手法 は 拡 張 等 面 積 法(Extended Equal-Area Criterion (EEAC))[4]と 呼 ばれ る もので 、多機 系統 を 等価 一機 無 眼 大母 線 系統 に縮 約 す るこ とで等 面積 法 と同様 の理論 に よる 過 渡安 定度 評価 を行 うもの で ある が 、 この縮 約 を行 うた め に は、金 発 電機 を事 故 に よ り内部位 相角 が 大 き くな って い く脱調 発 電機 群 とそれ 以 外 の安 定発 電機 群 とに振 り分 け る (脱調 発 電機 群 同定)必 要 が あ る。 と ころで 、 臨界故 障除 去時 間(critical clearin g time、 以 下CCT)と 最 も厳 しい 発電機 の 出力 との 関係 に は ほぼ線 形性が認められ、その特性を利用した過渡安定度評価法[5] や予防制御手法[1]がこれまで提案されている。これらの手 法は、現在の運転点並びにその他もう1つ の運転点におけ るCCTを エネルギー関数などにより高速に算出し、その 結果からCCT一 発電機出力平面上の2点 をプロットし、こ れらの点を直線でつなぐことで設定した系統の故障除去時 間に対する限界発電機出力を求めるものである。 本稿では、拡張等面積法で得られた等価一機無限大母線 系統のパラメータを用いてCCTの 最も厳 しい発電機の出 力での偏微分値(以 下CCT感 度)を 解析的に算出するこ とによりCCT-発 電機出力平面上の1点 のみから限界出 力値を推定する手法を提案する。また、拡張等面積法を用 いる際に重要な脱調発電機群同定の手法についても新たに 提案を行 う。そして、以上を土台として、発電機出力再配 分による第一波動揺を対象とした過渡安定度予防制御手法 を提案する。この手法では、まず考慮する全想定事故に対 して拡張等面積法を用いて現在の運転点におけるCCTを 算出し、その中からCCTが 特に小さい事故を選び出すな どして、着目する想定事故の数を大幅に少なくする(想 定 事故スクリーニング)。そして、選び出された事故の中から、 特定の事故について解析的に算出したCCT感 度及びスク リーニングの段階で既に算出されているCCTを 用いて1 点のみから限界発電機出力を推定し、それらの計算結果及 び内部位相角の比により発電機出力の再配分量(予 防制御 量)を 求める。

Transient Stability Preventive Control Using Critical Clearing Time Sensitivity