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1)本研究の一部は、日本健康心理学会第 8回大会 (1995) において発表された。 2)現所属 岡山中央病院医療相談室 が患者の普段の生活や自由、プライバシーを奪い、身 体的問題のみならず心理的、実存的にも不安を抱かせ ることは容易に想像できる。このことは、患者のQ0 Lを考える際、医学や看護学ばかりでなく、心理学か らのアプローチも重要であることを示 している。 QOLへ の心理的側面からのアプローチとしては、 QOLの 概念及びQOL測 定の問題が論 じられている (黒田,1991,1992;中 里,1992;大 橋,1987)。 Q0 Lを どのように定義するかは、いまだ統一された見解 はなく、明確な定義が定まっていない。また、その測 定についても、主観的オ旨標を用いるのか、客観的オ旨標 を用いるのか、満足度や幸福感 といった心理的側面を 取 り扱うのか、病状や症状 といった身体的側面を扱う のか、患者一般に適用される指標なのか、特定の病気 に罹患 している患者に適用されるキ旨標なのか、 といっ たさまざまな問題がある。 しか し、患者のQOLを 考 的 目

Relation between the Patient's Quality of Life (QOL) and Social Support