English (United Kingdom)

https://curated-unify.zendy.io/wp-json/zendy-region/v1/featured_content/oa?rat=en

https://curated-unify.zendy.io/wp-json/zendy-region/v1/highlighted_journal/

Global: Zendy Plus annual

Presents the access of premium content as premium feature

Premium Content

Presents the keyphrase highlighting as premium feature

Keyphrase Highlighting

Presents the summarisation as premium feature

Summarisation

Insights

Presents the pdf analysis as premium feature

PDF Analysis

Presents the zaia usage as premium feature

ZAIA

Global: Zendy Tools annual

Global: Zendy Free Plan

Global: Zendy Tools monthly

Global: Zendy Plus monthly

台湾南東部の台東に位置し,太平洋に面した大武漁港は 1956年より建設が始められた.しかし,当地で卓越する南 向きの沿岸漂砂が漁港防波堤により阻止された結果,防波 堤の北側では堆積が,南側では侵食が起き,同時に航路が 砂礫で埋まって閉塞する事態が起きた(蘇, 1970).蘇は, この漁港周辺での漂砂について考察し,1956~1967年, 1967~1968年および1968~1969年の3時期の深浅測量デー タを基に防波堤北側での砂礫堆積量を算出することにより, 南向きの沿岸漂砂量を(1.0~1.2)×10 m/yrと推定した. 沿岸漂砂の連続性が絶たれているため,大武漁港周辺 は現在もなお同じ問題が起きており,南部の海岸線に沿 って走る国道9号が台風時に越波災害をたびたび蒙ること などから,漁港下手側での海岸保全を早急に進める必要 に迫られている.現在,漁港下手側海岸での侵食対策と して,道路のトンネル工事で発生する土砂を用いた粗粒 材養浜が考えられている. 本研究では,空中写真,深浅測量および底質粒径デー タなどを基に海浜変形の実態を明らかにした上で,数値 モデルにより海浜変形を再現し,これに基づき侵食の著 しい漁港下手側海岸に突堤を建設するとともに礫を用い た粗粒材養浜を行った場合の効果について検討した.当 海岸では漁港上手側から下手側への砂移動があり,そこ に新たに礫を投入したときの粗粒材養浜の効果を調べる 必要があることから,予測モデルには粒径を考慮した等 深線変化モデル(熊田ら,2007)を用いた.

Beach Changes around Dawu Fishing Port in Taiwan Caused by Obstruction of Longshore Sand Transport and Countermeasures against Coastal Erosion